株式会社 阿部板金工業【ASMIC】

屋根の下葺き材/アスファルトルーフィングについて

屋根の下葺き材 アスファルトルーフィングについて

屋根の下葺き材とは?

下葺き材/アスファルトルーフィングについて

屋根工事において施工の出来、そして耐久性をも左右する大切な要素が「下葺き材」です。
下葺き材とは、屋根材料を施工する前に、野地板の上に敷設する防水シートの事です。
一般的に下葺き材と言われるものは大きく分けて、
・原紙にアスファルトを浸透させたアスファルトフェルト
・原紙にアスファルトを浸透させ、表面に砂や塗装などを接着させたアスファルトルーフィング
・ 原紙にゴム成分や粘着面等を施した改質ゴムアスファルトルーフィング
の3つがあります。

下葺き材の役目とは?

下葺き材とはその名の通り、屋根仕上げ材の下に施工されるもので、その役目は「防水」と「絶縁」です。
仕上げ材となる屋根材にも防水性能と排水性能は備わっていますが、完璧にすべての水分を処理できるわけではありません。
木造住宅は屋根の野地板、その下の垂木、母屋や梁はすべて木材で構成されており、
鉄骨造では野地板は木材か木毛セメント板、それ以外の部分は鉄で構成されています。
処理しきれなかった水分が上記の構造体に触れると腐食や劣化を引き起こし、建物の性能を劣化させてしまうことになります。
また、発生した腐食性物質は屋根仕上げ材にも悪影響を及ぼし、極端に寿命を縮めてしまうのです。
そこで下葺き材にアスファルトルーフィングを敷き、防水性能を高め、構造体との絶縁を図る方法をとることが一般的となっています。

当社の下葺き施工へのこだわり

○下葺きの施工には、タッカ・ステープルを極力使わない  

当社のアスファルトルーフィング施工では“タッカ・ステープル”は極力使いません。
タッカ(ステープル)とは下葺き材施工に広く用いられるホッチキス針を打ち込む道具の事。
事務用品によくあるホッチキスの大きいものと考えてください。
アスファルトルーフィングの施工の際はタッカ留めをするのが主流ですが、
当社では壁やパラペットの立ち上がり部分を除く通水面のアスファルトルーフィング施工には、
屋根仕上げ材と同様の材質のパッチを座金代わりに垂木に釘留めします。

タッカ・ステープル針留め タッカ・ステープル針留めの下葺き材
パッチ座金 釘留め 屋根仕上げ材と同質のパッチ座金での釘留め

タッカ針で留めると、水が触れる通水面に沢山の小さな穴が開くことになります。
いくらアスファルトルーフィングにシール性があったとしても、穴は穴です。
さらに、タッカの針は鉄製ですので、屋根内部の結露、湿気などに反応して酸化を起こします。
つまり錆を発生することになります。 錆は腐食成分ですので、当然屋根材にもいい影響はありません。
長期経過で屋根に何らかの問題が起き、屋根仕上げ材の防水性が低下した時、侵入してきた水分から構造体を守るためには、
躯体にパッチ留めをするべきというのが当社の考え方です。

○材料の特性を活かすために“使い分ける”  

当社では、通常のアスファルトルーフィングの施工では、主に2つのメーカーのものを使用しています。

  日新工業 カラールーフ 日信工業マルエスカラールーフ   特徴
・田島ルーフィングPカラ―よりも破けにくい
・Pカラ―に比べたわみが出てしまう事が多い
  田島ルーフ Pカラー 田島ルーフPカラー   特徴
・日新工業に比べると破れやすいが加工性に優れる
・たわみの発生がとても少ない、癖が少ない

どちらも日本工業規格 JIS A 6005 アスファルトルーフィング940適合品ですがその特性には違いがあります。
それぞれの特性を生かすために、当社では以下のような使い分けしています。

  日新工業 カラールーフ
  【勾配のある屋根・落雪勾配】 日信工業マルエスカラールーフ 材質の頑丈さを活かして、より表面負荷のかかる強勾配屋根に適しています。勾配の強い屋根は水はけも良いので、 たわみが発生しても雨漏りの心配はありません 。
  田島ルーフ Pカラー
  【勾配の緩い屋根・無落雪勾配】 田島ルーフPカラー たわみの少なさを活かして微勾配の 下葺きに使用します。
ルーフィング同士の密着率が高いため、重ね目からの水野逆流が起きにくい特性があり、 水はけの悪い屋根に適しています。


○下地とのフィット感にこだわる

一言に屋根といっても、その形状は様々です。
特に外壁との絡みがあったり、谷があったりする場合、屋根の最終的な仕上がりは
アスファルトルーフィングと下地との密着具合がとても大切になってきます。  
ルーフィングの立ち上がり等の場合にも、“下地にしっかりフィットさせる”ことで、
仕上げ材も下地にフィットさせることができます。
  立ち上げ部分のフィット感にこだわる
隙間があいていると、当然仕上げ材も浮いた状態で仕上がるため、雪の重みなどの負荷に弱くなってしまいます。
逆にルーフィングと下地がしっかり密着していれば、屋根仕上げ材にかかる外からの負荷は、 下地がしっかりと受け止め、吸収してくれます

北海道にはとても大きな寒暖差があります 真冬には外気温は-20度以下にまでなり、夏には30度を超える暑さがあります。
そんな地域の屋根はとっても過酷な条件下におかれてしまいます。

だからといって、雨漏りは当たり前ではありません。
どんな大雨でも、どんな大雪でもしっかり建物を守らなければ意味がありません。

屋根の本当の価値は、仕上げ材の下でひっそりと働く下葺き材にあります。
見えない場所かもしれないですが、拘りをもって施工をさせていただきます。



代表者ごあいさつ

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